攻撃性
攻撃性は怒りとの関係で研究されることが多いようです。
現在有志チームで感情の研究をしているのですが,攻撃性と怒りは現実の世界ではシンプルな怒りが攻撃に向かうというよりも,1次感情として傷ついたときや劣等感が喚起されたとき,2次感情としての怒りが攻撃に結びつくのかなあ,と,よくそんな議論になります。
なんらかの要因で傷ついてしまった時,傷ついた心と直面化しないために,周りにその気持ちをぶつけてしまい,その結果として自分がもっと傷ついちゃうという負のスパイラルに陥ってしまうことって..ありますよね。
自分の傷を受け止めて前を向くのって,ほんとうに難しい。攻撃された人・してしまった人の心の傷と向き合いながら,心理士として何ができるんだろう?といつも考えてしまいます。